サーバ仮想化といってもいくつか種類があります・・・
1_サーバ仮想化の種類
サーバの仮想化の種類は、大きく分けてハイパバイザー型・ホスト型・コンテナ型の3種類があります
2_とりあえず図解化
ハイパバイザ型 ・・・ ホストOSは不要で、各仮想サーバの独立性は一番高い

ホストOS型 ・・・ ホストOS及びゲストOSの両方が必要である。

コンテナ型 ・・・ ゲストOSの代わりにコンテナエンジンを使用して環境を分割する


サーバの仮想化に種類があるのは分かったけど
何が違うのかあんまりわからないです・・・

それぞれの方式で、
仮想サーバの独立性や、
管理や構築のしやすさに差が出てきます
一般的な各形態の特徴


ハイパバイザ方式は、ゲストOSがホストOSを共有していないため、各環境に障害があったとしても、それが他の仮想サーバに与える影響は限定的です。ただし、その分管理が高度だったりと扱いが難しい側面もあります。
3_何かに例えると
ハイパーバイザー型 → 高級リゾート内の独立したコテージ
あるリゾート地には、各宿泊施設が建物の一部ではなく、敷地内の別々の場所に点在する独立したコテージとして存在しています。
それぞれのコテージは、周囲の環境や共用施設から独立して運営されるため、個々のお客様に高いプライバシーと専用のサービスが提供されます。各コテージは、完全に独立した建物として自前の玄関、専用の庭、さらに独自の空調システムや電気、水道設備などを備えています。その結果、万が一ひとつのコテージで設備のトラブルやその他の問題が発生しても、他のコテージには一切影響を及ぼしません。
ホスト型 → ビジネスホテルの一般客室
ビジネスホテルは建物全体の設備(ロビー、エレベーター、廊下)を共有しながら、個別の客室が区切られている構造です。各客室自体は独立していますが、建物全体の基盤に依存しているため、共用部分でトラブルが発生すると全体に影響を及ぼす可能性があります。これが、ホストOSを利用して仮想マシンを実行するホスト型の特徴に近い感覚です。
コンテナ型 → カプセルホテル
カプセルホテルでは、非常にコンパクトな個別の寝台(カプセル)が提供される一方で、共用のロビー、シャワー、トイレなどを複数の宿泊者で利用します。各カプセルは軽量で迅速に用意できる反面、共通の施設に依存しているという点から、OSカーネルを共有するコンテナ型の特徴とよく似ています
4_参考(サーバの構成要素及びサーバの仮想化)
サーバの構成要素及びサーバの仮想化については以下の記事で解説しいます
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