1_DNSとは何か
DNS(Domain Name System)とは、インターネット上の住所であるIPアドレスと人間が覚えやすいドメイン名を結び付けてくれるシステムのことを指します。

すいません・・・ドメインって何ですか?

以前の記事でも解説しましたが、PCやサーバなどの機器は互いに通信をとる際に、IPアドレス(例:10.1.13.56)と呼ばれる数字で表現されるインターネット上の住所を参考にします。
ただし、これは機械にとって理解しやすいですが、利用する人間にとっては分かりづらいものです。そのため、我々がインターネット上にアクセスする際、例えば「youtube.com」のように、人間が理解しやすい文字に変換されて表示されます。この人間に理解しやすいように変換されたインターネット上の住所名をドメインと思ってください
DNSはドメイン名とIPアドレスを紐づけている住所録のようなもので、例えるなら、スマホの電話帳だと思ってください。友達の電話番号を調べるときには、スマホの連絡先で、友達の名前から電話番号を調べますよね、友達の名前から電話番号を調べる流れと同様に、DNS(サーバ)は、ドメイン名とIPアドレスの対応表(= DNSレコード)を持っています。

1-1_ドメインとURLの違い

なんとなくわかったのですが・・・インターネットのサイトにアクセスする際に使用するURLとドメイン名はどう違うのですか?

ドメイン名は、サイト全体のインターネット上の住所まで分かりますが、これだけでは「どのページか」「どのファイルか」までは分かりません。URLは、該当のページの場所まで特定することが出来ます。
| 項目 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| ドメイン | サイト全体の住所 | simple-viz.com |
| URL | ページの正確な場所まで 特定可能 | https://simple-viz.com/musenlan1 |
例えるなら、ドメインが建物住所まで判明しますが、URLは住所に加えて部屋番号や住所までの行き方まで教えてくれるようなイメージになります。
2_DNSを利用する流れ(名前解決)
では、実際にどのような流れでDNSが機能するか見ていきます。なお、ドメイン名からIPアドレスに変換することを 名前解決と言ったりします。
2-1_名前解決の流れ
- PCから本サイト(simple-viz.com)へアクセスしたい
- ただし、サイトへアクセスするためには上述のとおり、機械が理解できるサイトの住所(=IPアドレス)を入手する必要がある。
- DNSサーバと呼ばれるサーバに、 DNSクエリ(=名前解決要求)と呼ばれる通信を実施する。(=「simple-viz.com」のIPアドレスを教えて)
- DNSサーバは、対応するIPアドレスを把握していた場合、応答を返す( DNS応答=名前解決)
- PCは、IPアドレスが分かったので、その情報をもとにWebサイト「simple-viz.com」アクセスする。

3_まとめ

このように、私たちがWebサイトにアクセスする際には、一度DNSによる名前解決が行われ、IPアドレスを把握した上で、通信が行わていることを理解していただければと思います。

確かに・・・こんな段階を経ているとは思っていなかったです・・・
(参考)よくある質問
- Q1DNSとは何ですか?
- A1
DNS(Domain Name System)は、ドメイン名とIPアドレスを結び付ける仕組みです。 人間が覚えやすい「youtube.com」のような名前を、コンピュータが通信に使う数字の住所(IPアドレス)へ変換します。スマホの電話帳で「名前 → 電話番号」を調べるのと同じイメージです。
- Q2ドメイン名とURLはどう違うのですか?
- A2
ドメイン名は“サイト全体の住所”を表し、 URLは“住所+部屋番号+行き方”まで含む完全な場所情報です。 ドメイン名だけではページの特定はできませんが、URLなら「どのページか」まで正確に示せます。
- Q3DNSはどのように名前解決を行うのですか?
- A3
PCがサイトへアクセスする際、まずDNSサーバに「このドメインのIPアドレスを教えて」と問い合わせます。 DNSサーバがIPアドレスを返すと、PCはその情報を使って目的のWebサイトに接続します。 この一連の流れを名前解決と呼びます。

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