仮想化って響きはかっこいいがよくわからない・・・
1_一言で表すと・・・
サーバの仮想化とは、一台の物理サーバ上で、複数の仮想的なサーバを動作させる技術です
2_とりあえず図解化


バグ太郎
仮想サーバが複数あるって、よく分かりません・・・

C-3PU
サーバの構成要素であるOS、ミドルウェア、アプリケーションが
各仮想サーバで用意されているとイメージしてみてください

サーバの構成要素については、以下の記事で解説しています

バグ太郎
一台の物理サーバ上に複数のサーバがあるから何なの
と思ってしまいました・・・

C-3PU
理由は色々ありますが
サーバが仮想化される前は、物理サーバの性能を
活かしきれないことが多かったんですよ
サーバの仮想化がない世界 ー サーバの性能を活かしきれない

サーバの仮想化がある世界 - サーバのリソースを効率的に利用できる

3_何かに例えると・・・
サーバ仮想化を例えるなら、ひとつの大きなビルを複数の独立したオフィスに分割し、各オフィスがそれぞれ独自の業務を行うイメージに近いです。
このイメージは、物理的な資源―たとえば、電気や水道といった共通のインフラを共有しながらも、各オフィス(仮想サーバー)が独自のセキュリティや管理方針で運用される点で、効率性と柔軟性に特化しています。
結果、同じ建物(物理サーバー)を無駄なく活用しつつ、個々の利用者(アプリケーションやサービス)のニーズに応じた運用が可能になるのです。
4_なぜ必要なのか
リソースの最適利用とコスト削減
一台の物理サーバーに存在するCPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク帯域などのリソースを複数の仮想マシンで共有することで、ハードウェアの有効活用が可能になります。これにより、必要なサーバ台数が削減され、設備投資や運用コスト、電力消費を減らすことができます。
環境負荷とスペースの節約
物理サーバーの台数を減らすことで、サーバールームやデータセンターのスペースを効率的に利用でき、冷却や電力供給の負荷も大幅に低減されます
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